西洋の postcard の歴史

以前のブログ「手書き文字のあじわい」で、日本と西洋の postcard の違いについて感じたことをお話ししました。それについて最近、さらに詳しい情報を得ました。https://worldpostcardday.com/history

これによると、19世紀ヨーロッパの郵便歴史において、最初の頃の postcard は、片面が住所だけの面、もう片面はメッセージ面となっていた様です。届けるための住所が一番優先されたと考えられます。1880年代にはメッセージ面に小さなスケッチや挿絵(vignettesと呼ばれる)が入る様になりました。90年代には写真が使用される様になり、その後の20世紀(1902年)イギリスの郵便局は宛名面の半分をメッセージに充てることを許可。それにより片面は絵柄が100%にできる様になりました。

これが今の欧米はがきの定番になっていると考えられます。この流れから、絵柄を最優先にする西洋の考え方が想像されます。

さらに、文字と絵を融合させるかさせないかの違いは、アルファベットが表音文字、漢字が表意文字であることも一つの原因かと思われます。話すための表音文字よりも、意味を読み取れる表意文字の方が絵との相性が良かったのではないでしょうか。

1 comment

  • 文化の違いから、はがきにも違いが見られるのが面白いですね。

    みかん

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